【仕事の場】ワークスタイル

いろいろな仕事の場所について

図書館など公共施設で仕事する

自治体は住民サービスの一環としてさまざまな施設を開放しています。図書館は典型的な場所で、勉強などを行うことができるように空いている部屋を開放していることが多くあります。

また、図書館以外にも行政が運営するさまざまな施設は自由に出入し、利用できるところが多くあります。

最大のメリットは、原則として費用が掛からないことです。無料で利用でき、どれだけ長くいても何かを言われることは基本的にありません。

一方で、大きなデメリットが2つあります。1つは、サービス(機能)がイマイチというところです。図書館であればスペースはあっても、電源やWI-FIまでは自由に利用できるというところはほとんどありません。その点、仕事用というよりも勉強用のスペースという位置づけが色濃いように感じられます。もちろん、学生専用ということではないでしょうが、学生の利用者が多いというのが現実です。

最大のデメリットは、座席を確保するのが大変ということです。特に、受験のシーズンになると学生が図書館などの施設開館前から並んでおり、営業開始とともに席をすぐに占有されてしまいます。学生が席を確保した場合、長時間にわたって空くことがありませんので座席が空くのを待っても座ることは困難です。

もちろん、座席がいっぱいというのはスターバックスコーヒーなどにおいてもみられることではありますが、スターバックスコーヒーあたりは利用者の回転も速いため、少し待てば座席に空きが見られます。しかし、図書館などでは空かないことが前提ですので、安定的に仕事場所として使うのは難しいことが多いと言えます。